特斯卡特利波卡

身高／體重：180cm·80kg
出處：阿茲特克神話
地域：中南美
屬性：混沌·善　　性別：男性

動機、對御主的態度
只要有生存競爭的地方，就會興致勃勃地參戰。
但不會對御主表示敬意，也不會特別對待。
「不要什麼英雄，想要的只有戰士。
　只要所有人都是戰士的世界。」

神話上的特斯卡特利波卡
廣為全世界所知的形象乃是異形邪神，或是化作美洲豹形象的殘忍、變化無常，喜歡流血的惡神。
但在原典中，乃是力量的化身，也是會構築起讓人傾盡全力存活的環境，並幫助他們達成這個目的的年輕伶俐男性形象的偉大之神。
——另外，還有變身成美麗女性陷害託爾特克宰相魏瑪克的軼事，以及變身成老爺爺和蜘蛛向魁札爾·科亞特爾設陷阱的傳承。

身長／體重：180cm・80kg
出典：アステカ神話
地域：中南米
屬性：混沌・善　　性別：男性

○動機・マスターへの態度
生存競爭があるところに、喜んで參戦する。
ただしマスターに敬意は評さず、特別視もしない。
「英雄はいらない。欲しいのは戦士だけだ。
　誰もが戦士である世界だけだ」

○神話上のテスカトリポカ
世界に知られるイメージは異形の邪神、あるいはジャガーの姿をした殘忍で気まぐれ、流血を好む悪神。
ただし原典では、力の化身であり、人が全力を盡くして生きる場を構築し、それを達成できるように助ける、若々しく憐悧な男性の姿をした偉大な神。
―――なお、トルテカの宰相ウェマクを陥れるために魅力的な女性に変身したエピソードやケツァル・コアトルを罠にかけるために老爺やクモに変身した伝承もある。

在阿茲特克世界的地表被定義為全能神，某種與意義上相當於北歐的奧丁、希臘的宙斯、佛教的第六天魔王（魔羅）以及基督教的撒旦（路西法）混合而成的存在。
這些神（魔性）雖然都是在物理世界中無可比擬的存在，但在比命運更靈性的世界中就並不是無敵的了，在雖全能但存在極限的這點上也非常相似。

在日本名號非常響亮，但事實上，關於特斯卡特利波卡的神話軼事少到離譜。
既沒有希臘神話那種「人性」的性格，
甚至沒有日本神話那種「延續到後世人類社會的痕跡」。
嚴格來說，特斯卡特利波卡更像是系統性的存在，是能引發存在於世間任何場所的紛爭，並確定紛爭結果的……這樣一位神。

但確定紛爭結果的基準並不明確，特斯卡特利波卡本身也不會干涉這個決定。他只是拋出骰子而已。
這與眾多神話中登場的命運之神無法根據自己的意志控制命運本身非常相似。

アステカ世界の地上において全能神として定義され、ある意味では北歐のオーディンとギリシャのゼウス、仏教における第六天魔王（マーラ）やキリスト教のサタン（ルシファー）がミックスされたような存在である。
これらの神（魔性）がいずれも物理世界では並ぶ者のない存在だが、運命より霊的な世界においては無敵などではなく、全能ではあれど限界がある點でも、よく似ている。

日本では名前だけが先行しているが、実際、テスカトリポカの神話エピソードは驚くほど少ない。
ギリシャ神話のように「人間的な」性格もなければ、
日本神話のように「その後の人間社會に続く痕跡」すらない。
テスカトリポカはどちらかというとシステム的な存在であり、この世のいずれの場所にも存在して爭いを引き起こし、その爭いの結果を定めることができる……という神のようだ。

ただしその結果を定める基準は明確ではなく、テスカトリポカ自身もその決定には関與しないと思われる。あくまでもダイスをふるだけ。
これは多くの神話に登場する運命神が、運命そのものを自らの意志でコントロールできないことに似ている。

既會毫不吝嗇地全力援助自己承認了力量的人，也會為測試力量，而賦予普通人生不如死的殘酷考驗。
反之也會為了給渴望力量之人挑戰的機會，而在黑夜中不帶護衛獨自行路，據說若能在此時挑戰特斯卡特利波卡並獲得勝利，就能得到無上的援助。
——但這時，為了讓對方辨認出自己，據說特斯卡特利波卡會身著帝王般豪華的軍裝出行，遭到挑戰時會不用武器只靠近身搏擊一決勝負。而特斯卡特利波卡（無論當時處於什麼樣的人格）是不會違背約定的。

　　◆

完全不聽取對方意見的殘忍而冷酷的戰神，黑色特斯卡特利波卡。
願意與有鬥志之人平等對話的炎與未來之神，紅色特斯卡特利波卡。
守護都市、認同休息，最喜歡捉弄魁札爾·科亞特爾的樂園之神，藍色特斯卡特利波卡。

會毫無理由地變化成這三種方向性，給人添麻煩的神格。

自らが力を認めた者であればどれだけでも援助するが、力の程度を試すべく只人であれば死に至ることすら幸運と思えるような苛烈な試練を課すこともある。
逆に力を欲する者が自分に挑戦する機會を與えるため、夜闇の中を護衛も連れずに歩くことがあり、この時にテスカトリポカに挑んで勝った者は、その無上の援助を得られたという。
―――しかもこの時、テスカトリポカは自分であることがよく分かるように王のまとうような豪華な軍裝で出歩き、戦いを挑まれたなら武器を使わず組み打ちのみで勝負を行ってくれるという。そしてテスカトリポカが（その時、どのような人格であろうとも）約束を破ることはない。

　　◆

まったく相手の意見を聞き入れない、殘忍で冷酷な戦いの神、黒いテスカトリポカ。
戦う意志ある者であれば誰であれ対等に話をする炎と未來の神、赤いテスカトリポカ。
都市を守護し、休息を認め、ケツァル・コアトルをからかうのが大好きな楽園の神、青いテスカトリポカ。

といった三つの方向性がとくに理由もなく変化する、困った神格でもある。

性格
外向、行動派。
完美主義，略有些喜歡挖苦人。當然也很好戰。
有健談（講述）的毛病，習慣在聊天中忠告對方所需要的東西（欠缺的東西）。
對他人嚴格，對自己寬容（準確地說，由於性質會不停改變，如果還對自己嚴格就沒法談了）。
本質悲觀主義，所以周圍的氛圍十分沉重，另外，由於天生倒黴（會喚來更為嚴峻的狀況），因此被當做死神。
性格冷淡、冷酷，由於其健談的一面，容易喜歡上他人（招人喜歡）。

「事態肯定變成最糟的狀態。堅持住，獲得勝利。
　之後就會遇到好事。如果按抵消來說的話，可以說還有那麼一點運氣吧。」

不斷尋找「戰爭種子」，並以培養這顆種子、讓其發芽為樂的殘酷人格。
這種生活方式看上去就像是給與兩個都市國家武器，並期待兩者遲早會爆發戰爭的武器商人。
其中並沒有惡意，對特斯卡特利波卡來說，生存競爭就是秩序……是讓世界安定運轉的善。

中意十九世紀～二十一世紀的戰爭，將截至2018年的近代兵器（個人武裝）作為「好玩的玩具」來喜愛。
（也很讚賞阿茲特克帝國輸給了征服者們的槍械一事。）
但是使用技術很爛。結果還是隻能用野蠻的手斧、豹化的爪子和超自然現象的武器來戰鬥。如果被指出這點，本人會很受打擊。
「我不討厭日本人。但這種拐彎抹角也太離譜了。
『喜歡的東西就該用得好』什麼的，怎麼能說得那麼殘酷啊？」

○性格
外交的・行動的。
完璧主義で、やや皮肉屋。もちろん好戦的。
お喋り（語り）癖があり、相手にとって必要なこと（欠けていること）を雑談として忠告する癖がある。
他人に厳しい。自分には寛容（というか、性質がその場で変わるので自分に厳しいとやっていられない）。
根が悲観主義なのでまわりの空気を重くし、また、持ち前の運の無さ（より厳しい狀況を呼び込む）のため、死神扱いされる。
冷淡、冷酷な性格だが、お喋り好きな面から、人を好きやすい（好かれやすい）。

「まず最悪の事態になる。耐えろ。勝ち抜け。
　その後に善いことがある。まあ、差し引きで言えば少しだけ、だがね」

たえず「戦いの種」を探しては、これが育ち、芽吹く事を楽しみにしている酷い人格。
その在り方は、二つの都市國家に武器を與え、いずれ起きる戦爭を持ち望む武器商人のように見える。
そこに悪心はなく、テスカトリポカにとっては生存競爭こそ秩序……世界を安定させて回す善だと捉えている。

十九世紀～二十一世紀の戦爭を気に入り、2017年までの近代兵器（個人兵裝）を「いいオモチャ」として愛でている。
（征服者たちの銃器にアステカ帝國が敗れた事も評価している）
しかし使うのはド下手。結局のところは野蠻な手斧、ジャガー化した爪、超自然現象を武器にして戦う事に。本人、そこを指摘されるととても傷つく。
「日本人は嫌いじゃない。まわりくどさがハンパない。
『好きこそものの上手なれ』、なんて、こんな殘酷な言葉があるか？」

戰士之司：A
Titlacauan
意思是『奴役吾等之人』。
強迫契約者不畏死亡地戰鬥。與特斯卡特利波卡訂立契約之人無法自然死亡，必須在戰鬥中終結生命。
作為這嚴苛誓約的代價，契約者會被賦予超越自己極限的活力。
能提升御主技能的能力。

鬥爭的魅力：A
正如魁札爾·科亞特爾擁有培養生命體『善性』『生活』，令其奮起的魅力，作為其對手的特斯卡特利波卡也擁有煽動生命體的魅力。
是令『惡性』『鬥爭』沸騰的攻擊性魅力。
特斯卡特利波卡會優待那些即便受到致命傷也繼續戰鬥，或是即便死去也繼續戰鬥的戰士。

黑之太陽：EX
黑曜石映照而出的太陽。能看透未來、操縱萬象流轉的全能神之權能。
雖然無法操控「世間不存在的東西」，但可以自如地組合「世間已經存在的東西」。
比方說，如果存在『先勝利，後敗北的王國』，就可以通過改變事情發生的順序，將結論改變為『先敗北，後勝利的王國』。
但是，過於違反法則的操作也會讓特斯卡特利波卡本人遭受懲罰，。
當右腿的黑曜石無法映照太陽之時，特斯卡特利波卡就會失去神格，變成普通的「人類」。

山之心臟：A
Tepeyollotl
表示美洲豹們之王的名字，另外，也是巨大美洲豹的名字。
在神話中，是擊碎了化作太陽的魁札爾·科亞特爾之腰骨，將其擊落地表，並將遍佈世界的巨人們全部咬死的特斯卡特利波卡的美洲豹形態，也是他投影在外的靈魂的一部分。

○戦士の司：Ａ
ティトラカワン。
意味は『我々を奴隷として司る者』。
契約者に死を恐れぬ戦いを強いる。テスカトリポカと契約した者に自然死は許されず、戦いの中でその命を終えなくてはならない。
その苛烈な誓約の代償として、契約者は自身の限界を超える活力を與えられる。
マスタースキルの能力を向上させる。

○闘爭のカリスマ：Ａ
ケツァル・コアトルが生命體の『善性』『営み』を育み、奮起させるカリスマであるように、そのライバルとなるテスカトリポカも生命體を扇動するカリスマを持っている。
『悪性』『闘爭』を沸騰させる攻撃的なカリスマ。
致命傷を受けてもなお戦う、あるいは、死してなお戦おうとする戦士を、テスカトリポカは優遇する。

○黒い太陽：ＥＸ
黒曜石に映し出される太陽。未來を見通し、萬象の流れを操作する、全能神の権能。
“この世にないもの”は操れないが、“この世にあるもの”であれば自在に組み替える事ができる。
たとえば『勝利し、敗北する王國』があるとしたら、『敗北し、勝利する王國』と、起きる出來事の順序を変え、結論を変える事も可能。
ただし、あまりにも摂理に反した操作はテスカトリポカ本人にもペナルティを與える事になる。
右腳の黒曜石に太陽が映らなくなった時、テスカトリポカの神格は失われ、ただの“人間”になってしまう。

○山の心臓：Ａ
テペヨロトル。ジャガーたちの王を示す名であり、また、巨大なジャガーの名でもある。
神話において、太陽と化したケツァル・コアトルの腰骨を砕いて地に叩き落とし、世界中に満ち溢れていた巨人たちをすべて喰い殺したテスカトリポカのジャガー形態にして、その外部に投影される魂の一部。

『第一太陽』
階級：B　種類：對界寶具
有效範圍：0～999　最大捕捉：999人

First Sun Xibalba
原本應該是『Nahui Ocelotl』或是『Mictlan Xibalba』，但被現代化的特斯卡特利波卡改成了這樣。
是與瑪雅神話中的冥界希巴爾巴被視為同一存在的地下冥界米克特蘭，休憩樂園米克特蘭帕支配者的特斯卡特利波卡之權能，與他作為太陽身在天空中的第一太陽紀（Nahui Ocelotl）的力量融合而成的產物。
支配地表各種物理法則，讓萬物遵從自己制定的法則，但自己也會被這種法則的影響所束縛。
——在一切已然毀滅的巨人們曾昂首闊步的第一太陽紀，只有冥界尚留存著當時的痕跡，奪回當時的力量，並在地表出現，就意味著冥界必然也會出現在地表。

　　◆

中南美是一片殘酷的土地，據推測，那裡的人類曾多次遭遇災難。
因此，那裡對於自己當前世界並非最初存在的世界，還存在著比自己更早世界一事懷著十分強烈的信仰。
反過來說，就算世界遭到毀滅，也一定會有某些因子留存下去，並繼承到下一個世界。他們堅信即便世界毀滅，也一定會復活。
最鮮明表現出這種信仰的就是『五個太陽』，世界被毀滅了五次的傳承。
特斯卡特利波卡在這五次中司掌第一次，同時，在最後的第五次與魁札爾·科亞特爾討論，並復活了世界，讓現在的阿茲特克神話世界安定了下來。

特斯卡特利波卡常被誤以為『死亡與戰爭之神』，但阿茲特克的神幾乎全都是死神。
所以並不是特斯卡特利波卡格外喜歡「殺害人類，用心臟當活祭，威脅世界」。
倒不如說他才是守護中南美世界規則（活祭的重要性。只有獻上重要的東西才能讓世界安定下來）方的神，威脅世界（不需要活祭，且打算破壞現存規則）的反而是魁札爾·科亞特爾。

『第一の太陽』
ランク：Ｂ　種別：対界寶具
レンジ：０～９９９　最大捕捉：９９９人

ファーストサン・シバルバー。
本來なら『ナウイ・オセロトル』、あるいは『ミクトラン・シバルバー』が正しいが、現代かぶれしたテスカトリポカによってこのように。
マヤ神話の冥界シバルバーと同一視される地下冥界ミクトラン、休息の楽園ミクトランパの支配者たるテスカトリポカの権能を、彼が太陽として天空にあった第一の太陽の時代（ナウイ・オセロトル）の力と融合させたもの。
地上のあらゆる物理法則を支配し、萬物を自身の定めた摂理に従わせるが、自身もその摂理の影響下に縛られてしまう。
―――すでに滅び去った巨人たちが闊歩する第一の太陽の時代は、冥界にその痕跡を殘すのみであるため、その力を取り戻す、または地上に現出させるということは、必然的に冥界そのものを地上に出現させるに等しい。

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中南米は過酷な土地であり、そこで人類は幾度とないカタストロフを迎えたと推測されている。
このため、人々は今の世界が最初から存在する世界では無く、自分たち以前にかつて世界が存在するという信仰を強く持った。
逆に言えば、世界が滅びようとも何かの因子は必ず存続し、次の世界へと引き継がれる。世界は滅びても必ず復活すると強く信じたのである。
この信仰を最も強く表しているのが『五つの太陽』、五回、世界が滅びた伝承である。
テスカトリポカはこの５回のうち一度目を司り、また、最後の５度目はケツァル・コアトルと話し合い、世界を再生し、現在のアステカ神話世界を安定させた。

テスカトリポカは『死と戦爭の神』と誤解されているが、アステカの神はほとんど死の神である。
なのでテスカトリポカだけ特別「人間を殺し、心臓を生贄にし、世界を脅かす」というものではない。
むしろ中南米世界のルール（生贄の重要性。大切なものを捧げるからこそ世界は安定する）を守っている側の神で、世界を脅かす（生贄は不要と既存ルールを壊そうとしている）のはケツァル・コアトルの方でさえあった。